Unity4の「Mecanim」で手っ取り早く3Dモデルを動かしてみたら感動した!
Unity4になって、一番楽しみにしていたのが「Mecanim」でした。
3Dモデルさえあれば、Unity内で自由に動かして遊べると聞いていたので、実際にやってみました。やり方を忘れないように、ここでまとめておきます。
まずは3Dモデルをゲットする!
さて、Mecanimをいじるためには、当然ながら3Dモデルが必要なので…いつもお世話になっているUnity搭載の「AssetStore」でゲットします。
ロボ的なモデルが欲しかったので、無料配布されていたこのモデルをダウンロードしました。(カイル君?で正しいのか不明ですが…以下、カイル君でいきます)
あと、Mecanimを楽しむための「スターターキット」のようなモノが、Unityから配布されているので、こちらもダウンロード!
とりあえず、この2つをダウンロードすればOKでしょう。
動かすための設定!
早速、ダウンロードしたカイル君を表示してみましょう。
ダウンロードしたフォルダの中にある「Model」フォルダ内に、カイル君がいるのでドラッグ&ドロップします。
そして、実行すると画面に登場します!
ただ、あくまで表示されただけなので、これから動かすための設定をしてみます。
先程の「Model」フォルダ内にあったカイル君を選択すると、Inspectorに設定画面が表示されます。
ここの「Rig」を「Humanoid」に変更してApplyボタンを押します。
どうやらこれで人間型のモデルだと認識させるっぽいです。
今度は、Hierarchyにドロップしたカイル君を選択します。
Inspectorに「Animator」が表示されるので、Controllerにダウンロードしたスターターキットに含まれる「Locomotion」を選択します。
このLocomotionというのが、Mecanimを利用して作られたアニメーションセットになっているようです。
さらに、「Add Component」で「Script」から「Locomotion Player」を選択して追加します。
このスクリプトを追加するだけで、キーボードからの操作が可能になるみたい。
そして、実行!
なんですか、このリアル感!
キーボードの矢印キーで、めっちゃグリグリ動きます。モーションキャプチャーという技術で作られたアニメーションらしく、まるで本物の人が動いているみたいです。
と、ここまで、まったくプログラミングをせずに出来たことに、またもう一度驚いて感動しました。
こんな簡単に動かせることを知ってしまったので、このカイル君を使って何かくだらないゲームを作ってみたくなりました。
続きは、近いうちにまたアップします!
★カイル君を使ったミニゲームの記事はこちら!
2時間かけて、Unity4のMecanimを利用した「走る系」ゲーム作ったので手順を紹介します! - Unity不定期便
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